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Markdown

GitHub Flavored Markdown (GFM) 完全ガイド

GitHub Flavored Markdown (GFM) を完全理解。表、タスクリスト、取り消し線、自動リンク、コードブロックまで、例付きで2026年版の構文を網羅します。

公開 2026年5月5日5

GitHub Flavored Markdownとは

素のMarkdownは、元の仕様のままだと意外と限定的です。見出し・リスト・コードブロック・リンクはありますが、表もタスクリストも取り消し線もありません。実務の文章にはもっと必要です。GitHub Flavored Markdown (GFM) はその隙間を埋めた拡張セットで、現代のWebにおける事実上の標準Markdownになりました。README、ドキュメントサイト、Issueトラッカー、チャットツール、そして大半のMarkdownビューアがGFMを前提としています。

今日Markdownを書くなら、ほぼ確実にGFMを書いています。その拡張を理解し、使うビューアが対応していることを確認するのが、綺麗にレンダリングされる文書と、中途半端にしか表示されない文書の分かれ目です。以下のスニペットはどれも、GFMに完全対応した Markdownビューア で試せます。

このガイドでは、GFMのすべての拡張機能を、コピペ例と注意点付きで扱います。

表は、最初に頼りになるGFM機能です。パイプとハイフンで作ったグリッドが、本物のHTMLテーブルとしてレンダリングされます。

| 機能 | 素のMD | GFM |
| --- | :--- | :---: |
| 表 | ❌ | ✅ |
| タスクリスト | ❌ | ✅ |
| 取り消し線 | ❌ | ✅ |

区切り行のコロンが配置を制御します。:--- 左寄せ、---: 右寄せ、:---: 中央揃えです。表はきれいなグリッドに保ちましょう。GFMは結合セルやネストセルに対応していません。

表の前後には必ず空行を入れましょう。ないと表が前後の段落にくっつき、レンダリングに失敗することがあります。

タスクリスト

タスクリストは箇条書きをチェックボックスに変えます。READMEやIssueで進捗を追うのに最適です。

- [x] プロジェクトをセットアップ
- [x] ドキュメントを書く
- [ ] リリースを出す
- [ ] フィードバックを集める

チェック済み項目は塗り潰されたチェックボックスに、未チェックは空になります。箇条書き・番号付きどちらでも機能しますが、箇条書きが最も読みやすいです。

取り消し線

取り消し線は単純ですが、編集を示したり古い内容をマークしたりするのに便利です。

この機能は ~~非推奨~~ 置き換え中です。

二重チルダ (~~このように~) で囲むと、打ち消し線が引かれます。

自動リンクとコード

GFMはURLやメールアドレスの自動リンク化を行います。山括弧やMarkdownのリンク構文は不要です。

https://example.com を見るか、[email protected] 宛てにメールしてください。

コードスパンとコードブロック内では、Markdownの解析が無効になるため、エスケープせずに生の構文を表示できます。

結合には `+` ではなく `||` を使います。

フェンスコードブロックでは言語タグでシンタックスハイライトを付けられ、バッククォート(またはチルダ)を3つ以上重ねて入れ子にもできます。

見出しと文書のアウトライン

GFMの見出しは本物の文書アウトラインを作ります。順序通りに使えば、ナビゲートしやすくアクセシブルな文書になります。

# 文書タイトル (H1)
## セクション (H2)
### サブセクション (H3)

アウトラインをきれいに保つ習慣は2つ。文書のタイトルとしてH1を1つだけ使い、レベルを飛ばさないこと(H2からH4へ飛ぶと、スクリーンリーダーや目次ツールが頼る階層が壊れます)。

リストとネスト

GFMは番号付き・箇条書きリストを扱い、インデントでネストします。

1. 最初のステップ
2. 次のステップ
   - サブ項目
   - 別のサブ項目
3. 3番目のステップ

ネストは浅く(通常2階層まで)保ち、リスト項目を前後の段落から空行で区切って、段落に溶け込まないようにしましょう。

引用

引用は注記・警告・引用文を際立たせます。

> これは引用です。
> 複数行にまたげます。

視覚的にインデントされ、太字で叫ぶことなくコールアウトを際立たせるきれいな方法です。

「完全なGFM対応」が本当に意味するもの

すべてのMarkdownビューアがすべてのGFM機能に対応しているわけではありません。弱いレンダラーは表を生のパイプで表示したり、タスクリストのチェックボックスを無視したりします。ビューアや変換ツールを選ぶときは、以下すべてを扱えることを確認しましょう。

GFM機能 弱いレンダラー 完全GFMレンダラー
| が見える 本物の表
タスクリスト 単なる箇条書き チェックボックス
取り消し線 ~~ が見える 打ち消し線
自動リンク 単なるテキスト クリック可能なリンク
フェンスコード 単なるテキスト 等幅ブロック

GFMに完全対応した Markdownビューア はこれらすべてを正しく描画します。だからGFM対応は、確認すべき最も重要な機能です。

変換に強いGFMを書く

GFMは変換にも最適なソース形式です。同じ .md ファイルが、Web向けHTML、成果物PDF、レビュー用Wordのいずれにもなります。そしてGFM機能はどのエクスポートでも生き残ります。

GFMで一度書けば、あらゆる行き先に備えた内容になります。

今すぐGFMを試す

GFMを学ぶ最速の方法は、少し書いてレンダリングを見ることです。Markdownビューアを開き、このガイドのスニペットを貼り付ければ、表・タスクリスト・取り消し線が生き生きと描画されるのを確認できます。すべてGitHub Flavored Markdownに完全対応し、ブラウザ内でローカル処理されます。

GitHub Flavored Markdown (GFM) 完全ガイド